糸魚川市の大火から見る耐火
このたびの、新潟県糸魚川市における大規模火災で被災された方には
謹んでお見舞い申し上げます。
先日、お正月休みを使い現地を視察してまいりました。
全焼している家が多数でした。RC(コンクリート建物)もS(鉄骨建物)も木造の建物も土蔵も、みんな焼けていました。
その中でも焼けずに残った木造の住宅があるという事実。
TVニュースで「奇跡」と報道している事実を実感しました。
去年このブログでも少し触れたと思いますが、私はおととし位から横浜市の木造建築物の不燃化推進事業や木造準耐火のマニュアル作りに係わっています。マニュアル作りに係わりながらも、大火事に会ったことがない私は耐火の大切さがいまいち実感することはできませんでした。今回、糸魚川の大火事の惨状を見て建物の耐火性の必要性について実感し、もう一度、住宅屋として家創りについて考え直したお正月でした。