港南区 U様邸 雨漏り修繕工事

長年お付き合いのあるお客様より雨漏りのご相談を受け、工事を行いました。

瓦屋根を剥がしたところ下屋根と外壁の取り合い部の雨押え板金部分に建築当初のものであろう外壁の仕上げ材のゴミがたくさん溜まってしまっていました。(上記写真参照)

本来、雨押え板金は雨水の侵入を防いだり、もし雨水が入ったとしても屋根面に流れるように入っている部材です。

しかしその部分にゴミが溜まってしまっていたため、入ってきた雨水をせき止めてしまっており、排出しきれなくなった雨水が屋根の中に流れこんで雨漏りを引き起こしてしまっていました。

また屋根の防水を果たす部分は、現在使用されているアスファルトルーフィングではなく、今では中々目にすることもなくなっているトントン葺きと言われる木を薄くスライスしたものが使用されていました。

当然のように下屋根からのルーフィングの立ち上がりもなかったため、今後に備え、現在の雨仕舞の方法でしっかりと直す工事を行いました。

他にも既存の窓から雨漏れの可能性があること、既存の窓位置だと屋根のルーフィングの立ち上がりが取れないこともあり、窓も合わせて交換する工事を行いました。

工事が終わって初めて大雨が降った際には、お客様より「雨漏りしなくなったよ。雨の日も安心して過ごせるようになって良かった。」と感謝のご連絡をいただくことができました。

 

最近は線状降水帯の発生による短時間に局所的に雨が降るといった異常な天候も増えてきており、年々雨漏りの案件が増えているように感じます。

あれ?なんか部屋の一部が湿気っぽいかも? 天井や壁に雨染みっぽいものがある。といった気づきがあった方は要注意!!

雨漏りは放っておくと被害が広がり、大規模な工事となってしまう可能性が高くなりますので早めの対処が肝心です。

実は大雨が降ると少し、、、という方、まずは一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

物件データ
立地 港南区
築年数 40年
工事期間 計3週間程度
担当者 K.S